データ入力


1.ガイドメッセージ

コマンドを実行すると、オペレーションを手助けするためのメッセージが表示されます。また、メッセージの後に次の記号が表示されます。

・・・# グラフィックウィンドウを指示します。数値を入力できる場合もあります。
ID   アイテムを指示します。
GP   仮想点を指示します。
D    領域を指示します。
VS   ビューポートを指示します。
・・・* 文字や数値をキーボードから入力します。
XXXX [Enter]  入力した後に[Enter]キーを押してください。
ガイドメッセージが括弧で囲まれている場合には、次のような意味があります。
( )   ( ) の中の入力を繰返すことができます。入力を省略することもできます。
[ ]   [ ] の中の入力を省略することができます。
{ }   { } の中から入力の方法を選択します。
< >   入力についての説明です。

2.数値の入力方法

数値入力の場合、「:」「,」で区切ると、複数の数値が一度に入力できます。また、四則計算の形のまま入力することもできます。

:   指示した位置または、アイテムからの絶対値
,   直前に指示した位置からの相対値
+   足し算
−   引き算
*   かけ算
/   割り算
【クラス番号の入力】

クラス番号の範囲を指定するときは、スペース(空白文字)で区切ります。

クラス番号*1 3 [Enter]  クラス番号1から3を入力しています。

編集対象アイテムの入力で数値を入力すると、クラス指定となります。

削除(アイテム)ID# 2 [Enter]  クラス番号2を入力しています。
【線種番号の入力】

編集対象アイテムの入力で ’#数値’を入力すると、線種指定となります。
対象コマンドは、アイテム属性変更(MODF)コマンド、アクティブリスト(ACTV)コマンドのみです。

変更するアイテムまたは領域GP/ID# #1 [Enter]  線種番号1を入力しています。

3.座標値の入力方法

キーボードから座標値を入力するには「絶対座標」と「相対座標」の2種類の入力方法があります。

【絶対座標】

X=0,Y=0,Z=0を基準として、入力した値から直接位置が得られる座標です。

X100Y100Z100    ⇒ (X,Y,Z) = (100,100,100)
X50             ⇒ (X,Y,Z) = (50,0,0)
Z0              ⇒ (X,Y,Z) = (0,0,0)
【相対座標】

最後に指示した点からの移動量、相対的な値を入力して得られる座標です。

最後に入力された座標値を、X=100、Y=100,Z=100とします。
DX100DY100DZ100 ⇒ (X,Y,Z) = (200,200,200)
DX50            ⇒ (X,Y,Z) = (150,100,100)
DZ0             ⇒ (X,Y,Z) = (100,100,100)